明るくて風通しの良い「心地いい家」を作る方法
明るくて風通しが良くて「心地いい家」はどうしたら作れるのでしょうか?
昨今の住宅は省エネ性能表示を基準に窓を閉じ24時間換気を前提にした換気回数の設定だけで説明されております。冬季の断熱性能は省エネを進めるためにはとても重要ですが、ちょっと待って欲しいと思います。 震災後、電力使用について国民の意識は大きく変わりました。一年中、窓を閉め切って24時間換気と全館空調をずっと使い続けることに疑問を持つお施主様が圧倒的に増えています。
私は冬と花粉の季節を除いては花の香りの春風や緑の薫風、少しひんやりした風に当たりながらススキの揺れる間から中秋の名月を楽しんだり・・・と、日本人ならではの情緒溢れる季節感にひたって生活したいと思います。
私と同じように、日本人として四季を感じて生活したい、季節ごとの陽射しや季節の風を感じながら心地良く生活したいと思われている方もたくさん、おられるのではないでしょうか。
窓を開けて生活するシーンや文化を忘れてしまってはいけないですよね。吉田兼好さんが書かれているように、やはり、日本の家は適度に窓を開いて快適な春や秋、工夫を凝らした夏向きの生活をしたほうが楽しくなるんじゃないでしょうか。生活の知恵を楽しみませんか。
窓を開けると花粉やほこりも入ってきます。網戸にゴミも付きます。防犯も心配になります。しかし、風通しを良くすることでそれ以上のメリットが得られます。
最近のお施主様は環境意識が非常に高く住宅雑誌や各社のサイトで熱心に勉強されています。 住宅の価格と提案される内容を秤にかけて最終的な選択をされるのだと思いますが、熱の収支や断熱性能、ランニングコスト、CO2排出量なども重点的に検討される方が多いというより当たり前になったようです。
また、お施主様が住宅に住み始めてから感じる不都合や不具合から来るクレームは営業マンの頭痛のタネです。工事を伴うクレームなどがあるとこれまでの苦労と利益と信用を一発で失ってしまいますね。住宅を建ててしまってから改修するのでは大変な費用が嵩みます。そうならないためにもあらゆるウィークポイントや見逃しがちな問題をこれでもかというくらいチェックすることが重要になりますね。
通風や日射について解析をして開口部の性能の確認をして安心を手に入れられたらいかがでしょうか? 私どもを外部協力スタッフとして活用して頂ければありがたいと思います。
御社のスタッフの方と同レベルの費用イメージでお手伝いさせて頂きます。
上代・納品価格・納期等、詳細はお問い合わせ頂けますとあり難く存じます。
*「心地いい家」はユリーカデザインが商標登録しています。